園の取り組みについてご紹介します。

園の取り組み

「生命尊重の保育」を実践しています。

人間形成初期の乳・幼児期における教育・保育で最も大切なことは「こころ」を育てることです。自分にかけがえのない命が一つしかないように、自分以外の人や草木、動物、小さな虫にも命は一つしかありません。足元の小さな花や虫に気が付いて踏まないように気を付ける子どももいれば、踏みつけて行ってしまう子どももいます。小さな生き物にも心をよせる事が出来る。それはすばらしいことでありまた、幸せなことだと思います。

小さな子どもに、あらゆるものの命を大切にしなさいと言葉で言っても、その意味を理解させることは難しいことです。自分以外の物への慈しみの心は、自分が慈しみを受け、お互いに信頼の心を寄せあっているような環境の中で、子どものなかに育まれていくものだと思います。

園での生活の中で、子どもたち一人ひとりの心を保育者が受け止め、友だち同士が信頼しあい、楽しく満ち足りた園での生活ができるよう導くことで、自分はみんなから大切にされているのだと実感し、自分以外の全てのものも、自分と同じように大切にし、慈しむ気持ちが培われていくのです。

心身ともに大きく成長するこの時期に、「いのちの尊さ」を理解し、動植物への優しさ、他人への思いやりが身につくよう毎日の保育のなかで伝えてまいります。

みさとなごみ園では、食事の際に、食前のことば、食後のことばを言い、いのちをいただくことへの感謝の心を育てています。

食前のことば

「多くのいのちと、みなさまのおかげにより、ごちそうをめぐまれました。
深くご恩を喜び、ありがたくいただきます。」

食後のことば

「尊いおめぐみをおいしくいただき、ますます御恩報謝につとめます。
おかげでごちそうさまでした。」

幼児期から人間形成基礎教育を推進しています。

みさとなごみ園では、「からだ」、「あたま」、「こころ」人間としての「根っこの力」をゆたかに育むことのできる、子どもたちの真の育ちを目指しています。

「動き」

身体が学の質を高めます。

小さな身体にあふれるエネルギーを存分に燃焼させる多彩な活動が、全身を心地よく刺激して、幼児の総合的な発達を育みます。
ゆたかな環境を通して、意欲と集中力みなぎる身体を育て、子どもの主体性の気づきを開きます。

「ことば」

あそびの体験を通して、
言語感覚を育てます。

「ことば」こそ人間性の基盤。
古今の名詩やことわざ、漢詩さえも楽しく暗唱し、いきいきと音読しています。
「意味がわかる」ためでなく、「あそび」ながら幼児のゆたかな言語感覚を育てます。

「リズム」

心地よい生活リズムを
身体に刻みます。

すべての活動が心地よい生活リズムを織りなし、幼児の身体の深部に
元気や躍動感を育みます。
 
 

吸収力旺盛な幼児期に、英語カリキュラムを導入しています。

保育時間中に外国人講師による「英語であそぼう」を実施します。
歌や遊びをふんだんに取り入れたカリキュラムで子どもたちの英語能力の向上を目指します。

みさとなごみ園の子どもたちが英語を通して、心身ともに豊かに成長することを、目的としたレッスンです。

食育

季節に応じた食育活動に取り組んでいます。園内で作った畑で野菜の苗植え、収穫を体験し、採れた野菜を給食に使い、園児たちもおいしくいただいています。